オーストラリアのメルボルンにあるDEEDS BREWINGは2012年にPat AléとDave Milsteinによって設立。その頃のブリュワリー名はQuiet Deedsで、他のブリュワリーと契約してジプシーブリュワリーとして活動をしていた。自分たちの醸造所を持ったのはその数年後2019年、メルボルンの郊外にあるグレンアイリスに設立。彼らのビールの旅の始まりは2003年にさかのぼる。
PatとDaveは同じ大学に通う気の合う友人同士。当時普通の学生だった彼らはビジネスに関して詳しくはなかったが、まず、最初のステップとして輸入ビジネスを開始し、国外からクラフトビールやサイダーを輸入し、マーケティング、資金調達やビールの事等どんどんと知識を増やしていった。そしてついに、2012年に最初のビールの醸造を開始。
2018年からは同じくヴィクトリア州にある超人気実力派ブリュワリーHawkers Beerで元ブリューマスターを努めていたJustin Corbittがチームに参加し、よりモダンでHOPPYなビールを作り上げることが可能になり一気に可能性が広がった。ビールの事に関してプロフェッショナルの彼と、流通ビジネスのプロであるPatとDaveによって最強のチームが完成したのである。
DEEDS BREWINGがビールに対して常に焦点を当てていることは、高品質、革新性、より濃厚な風味を出すこと。その中でもHOPPY、HAZY、SOURに重点を当てて醸造しており、彼らの商品にもその事がよく現れている。例えば、Double Time(Hazy Pale)、Juice Train(NE IPA)はDEEDS BREWINGの大ヒット商品で、数々の賞も受賞しており、彼らの方向性は間違っていなかった。
DEEDS BREWINGの商品の特徴としてはモダンで非常に飲みやすい、軽やかなのにホップのアロマとフレーバーに溢れたビールを醸造している事が上げられる。やわらかいタッチでフレッシュ、なのにジューシーで濃厚なビールは人々を魅了してやまない。
現在ではさらによりHOPPYなビールを続々とつくり上げているDEEDS BREWING。ビアギークからの評価も高く、限定で作られるSeasonalやLimitedラインの商品は、リリース後あっという間に売り切れるほどである。一度彼らのビールを試せば、とてもバランスよく、フレーバーとアロマがあふれ出ていることに驚くはずである。

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